端午の節句によせて「ハレ」と「ケ」と「糖尿病」を考える
昨日は「こどもの日」でしたね…♪
お祝いした方も多いと思います。
今回は、端午の節句(こどもの日)によせて、
「ハレ」と「ケ」、そして「糖尿病」についてです。
五節句
「端午の節句」というと、わかりにくいかも知れませんが、
昔からなじみ深い「子供の日(端午の節句)」です。
五節句(ごせっく)といい、
桃の節句など、一年間に5つある節句のことをいいます。
五節句一覧
節句 | 日にち | 和名 | 節句料理・風習 |
人日(じんじつ) | 1月7日 | 七草の節句 | 七草粥 |
上巳(じょうし) | 3月3日 | 桃の節句・雛祭 | 菱餅、白酒など |
端午(たんご) | 5月5日 | 菖蒲(しょうぶ)の節句 | 菖蒲湯、柏餅(関東)、ちまき(関西) |
七夕(しちせき) | 7月7日 | 七夕(たなばた) | 裁縫の上達を願い素麺を食す |
重陽(ちょうよう) | 9月9日 | 菊の節句 | 菊を浮かべた酒など(菊酒) |
由来
節句の「節」は、季節の変わり目という意味があり、
神様に、五穀豊穣や無病息災、子孫繁栄などを祈ったり、邪気を払ったりします。
また、節句は「節供」ともいわれ、神様へお供えする食べ物を意味します。
「ハレの日」と「ケの日」
古来より日本人は、「ハレ」とは、祭礼や節句・年中行事などを行う特別な日を「ハレの日」と呼び、
「ケ」とは、普段通りの日常を「ケの日」と呼び、日常(ケ)と非日常(ハレ)を使い分けていました。
「ハレ」とは
「ハレ」は漢字で書くと「晴れ」です。
よく耳にする、「晴れ着」や「晴れ姿」「晴れ舞台」などをイメージすると分かりやすいかも知れませんね。
「ケ」とは
「ケ」は「褻」と書きます。
昔は普段着のことを「ケ着」ともいったそうです。
「ハレ」と「ケ」はワンセット
ハレの日ばかりが続いたら、それは、ハレの日と感じずに日常になってしまいます。
ですから「ハレ」と「ケ」はワンセットなのです。
暮らしのメリハリをつけ、ひいてはそれが心の持ち方ともと深くかかわりをもつことではないでしょうか。
「ハレ」「ケ」と糖尿病
前置きが長くなってしまいました。。。(笑)
糖尿病での食事を考えるときに、本当は「ハレ」も「ケ」もなく継続していくことができれば、それが一番だと思っています。
ただ、我が家の場合、それがなかなか難しい!
ついつい堕落してしまい「数値が悪くなってしまう」の繰り返しです。
そこで、ご褒美的な日を考えるのが、
「ハレ」と「ケ」の概念です。
節句や記念日などの「ハレの日」には、食事も血糖を考え普段は食べないようなものも、少し食べてもOKとし、それ以外の日常「ケの日」は、血糖コントロール食に励む、の「メリハリ」をつけるということ。
例えば、「今日は端午の節句なので、柏餅をいただきましょう」など、
室礼(しつらい)とともに、季節を感じるのも、心豊かにリフレッシュできるものです。
そして気持ちの面でも、メリハリをつけ、
頑張っていきたいと思います…♪
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