やせ型糖尿病 閉経後女性 発症リスク高い
我が家の糖尿夫は、
「メタボな2型糖尿病」タイプですが、
今回は、「やせ型糖尿病」にスポットをあててみたいと思います。
やせ型糖尿病のインスリン抵抗性
糖尿病はメタボだけじゃない?!
【2型糖尿病になる人 =(イコール) メタボ】
というのが一般的な認識ですが、
いわゆる「やせ型」の人も2型糖尿病になります。
近年の研究で、
肥満、脂質異常や血圧上昇を伴わずとも、RAS過剰亢進により骨格筋での糖取り込みが低下しインスリン抵抗性が生じ得ることを明らかになってきています。
肥満を伴わない病態であってもインスリン抵抗性を引き起こすことを示し、これには骨格筋での糖取り込みに関わる機能の変化が重要であることを明らかにしました。また、骨格筋でATRAP発現を増加させることにより、やせ型インスリン抵抗性が改善できることを示しました。
参考リンク
Scientific Reportsに掲載された元記事はこちら
出典:🔗やせ型インスリン抵抗性と骨格筋との関わりを解明 ~糖尿病発症抑制の新たな可能性~
閉経後女性の糖尿病の高い発症率
若年者と閉経後の女性を比較すると
また、こんな研究結果もありました。
低体重の若年女性と、低体重の閉経後では、
閉経後の女性の37%に血糖値が正常より高い耐糖能異常がみられたそうです。
筋肉の大切さ
筋肉には糖を蓄える働きがあるそうですが、
「加齢と共に血糖値を下げるインスリンの分泌が減るため、筋肉の量が減ったり、運動不足などで脂肪筋化して筋肉の質が低下したりして、高血糖になりやすくなった」と推測
やはり、適度な運動と筋肉は大切なのですね!
参考リンク
出典:🔗Characteristics of Glucose Metabolism in Underweight Japanese Women
さいごに
食事が大切なのはもちろんですが、
上質な筋肉も大切と再認識しました!
「睡眠負債」の怖さも知られるようになりました。
また「睡眠時無呼吸症候群」は糖尿病のリスクを高めるということもわかってきています。
良質な睡眠も大切ですし、
基本的なことの重要さを改めて感じました。
「基本的なこと」…そこが一番難しいんですけどね!
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